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☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★ 紫外線が引き起こす目のトラブル ☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★ 通常、紫外線の多くは眼球の外側を覆う角膜で吸収されますが、波長によっては水 晶体や網膜にまで達します。 こうして、蓄積されたダメージが、光誘発角膜炎や白内障などの眼病を引き起こし たり、目の老化を促進すると言われています。 また、WHO(世界保健機関)の報告では、白内障の約20%は紫外線によるものだと いいます。症状が進むと失明することもある病気だけに、紫外線の目への影響を軽 く見てはいけないのです。 ◆目の日焼けが原因で起こる症状 ・目が充血する ・まぶしい ・異物感がある ・涙が止まらない ・目が乾燥する ◆紫外線が引き起こす目の病気 <光誘発角膜炎> 強い紫外線が角膜の上皮細胞に壊死を起こします。いわゆる「雪目」と呼ばれてい ますが、雪面に限らず、砂浜や水面、コンクリート面など紫外線の反射が強いとこ ろでも起こります。 主な症状は、目の痛み、涙、結膜充血や目の異物感などを引き起こします。 <翼状片(よくじょうへん)> 白目部分の結膜の一部が異常増殖するものです。乱視や視力低下を引き起こし、進 行すると手術で除去しなければならなくなります。紫外線照射量の多い地域に住ん でいる人や、農業や漁業など屋外の仕事をしている人に多くみられます。 <瞼裂班(けつれつはん)> 紫外線の影響で白目の一部がシミのように黄色く濁って、盛り上がる症状を引き起 こすことがあります。軽度な場合は自覚症状がありませんが、進行すると充血やド ライアイの原因となる疾患です。 <白内障> 水晶体が白く濁って視力が低下する病気です。加齢や喫煙などの原因の他に、紫外 線による影響も考えられます。 <加齢黄班変性症> 網膜の中央の黄班部が障害されるために、視野の中心部分が暗く見えにくくなる病 気です。黄班部の老化現象が主な原因と考えられていますが、テレビやパソコンに よる光刺激や紫外線なども原因のひとつと考えられています。 |